息子が通勤に使っている、ダイハツ ジーノ(L650S)のエアコン修理しました。
息子が冷房の効きが悪いとのことで見てみると、ガス漏れもなくガス圧も問題なし、電気系統も問題なしでした。コンプレッサーの圧が上がりきらないので、R134a用の添加剤を入れてみました。
若干改善した程度でしたが、とりあえず様子見ることに。
数日後連絡があり、走行中に音がして全く冷風(そもそもぬるめ)がでなくなったとのこと。
帰った来たので見てみると、マグネットクラッチが入っても圧が全く上がらず、低圧、高圧どちらも一緒(笑)
もう、古いクルマだし、距離も走っているので、コンプレッサーはご苦労さんですね!
交換するコンプレッサーは迷いましたが、社外新品を発注して届くのを待ちました。
息子の仕事の都合で交換がちょっと遅れましたが、無事交換しました。数日間極暑の中通勤です(笑)
ガス回収は友達に回収機を借りました。
低圧、高圧の配線を外し、ボルトをゆるめてベルトを外し、壊れたコンプレッサーを取り外し。
取り外した純正のコンプレッサー。DENSO製 SV07E 447260-5480
よく考えると数年前にマグネットクラッチ不良でマグネットクラッチのみ交換していました。コンプレッサーごと交換しておけば良かったけど、そのときはコンプレッサー動作してましたからね~。
高価な純正とリビルドも迷いましたが、社外新品のコンプレッサーに。Oリング付きで2万円少々。
設置後、低圧配管と高圧配管をしました。
中に充填されていたオイルを若干手に取り、新品のOリングにオイル塗り込んで、配管の取り付け完了。ちなみに、9.8N mで締めています。(外す前に調べてみたけど、多分9.8N mであっていると思います。)
ということで無事に取り付け完了。
さて、真空引きです。
低圧、高圧ともに0を指しています。
真空ポンプで真空引き。
低圧、高圧ともにマイナスに針が振っています。コンプレッサーを止め、この状態のまま5分程度放置。
結果、針は変わらずだったので、ガス漏れは無いと判断しました。もっと時間かけて見たほうが良いかもしれませんが、作業前でも漏れは無かったので。
R134aガスの充填です。規定量は300 +-30g となっていましたので、サービス缶を1本半です。
ぬるま湯なんかで缶を温めながら入れました。
投入後のマニホールドゲージのメーターを撮影したのですが、盛大にブレてました・・・(汗)
代わりに、低圧側配管の写真載せておきます。冷たくなって結露しているのがわかりますか?(わかりにくいですね・・・)
これで、ジーノのエアコンコンプレッサー交換完了です。
冷房が効くようになって、猛暑の中快適に通勤できます。良かった、良かった。